当院の透析室は、27床のベッド数で、月水金2クール・火木土2クールにて実施しており、最大収容人数は108名程度となっています。外来患者さまのみならず入院透析も実施しており、帰省や旅行等による短期透析の受け入れも随時おこなっております。お気軽にお問い合わせください。
臨床工学技士は血液透析を中心とした血液浄化と人工呼吸器や輸液ポンプをはじめとするME機器の管理を日々行っております。
当院の透析室では、血液浄化療法(血液透析:HD、血液透析濾過:HDF)を施行しております。症例に応じてはLDL吸着療法、白血球系細胞除去療法、腹水濾過濃縮再靜注法等の特殊血液浄化もおこなっております。透析室は27床のベッド数で、月水金2クール・火木土は夜間も含め3クールにて実施しております。外来患者様だけではなく入院透析も実施しており、帰省や旅行等による短期透析の受け入れも随時行っております。お気軽にお問い合わせください。
人工透析は患者様と共に実施していくものであり、患者さまの生活の大切な一部ですので、長期的な視野を持ってサポートさせていただいております。
腎不全になった腎臓の代わりに人工腎臓を用いる療法で、血液を体から人工腎臓に取り出し本来腎臓で排泄される余分なものや水分を取り除き、必要な成分のみを透析液や薬剤を使用して補正したうえで体内に血液を返します。
血液透析と血液濾過を組み合わせたもので血液透析より効率の良い血液浄化法です。当院の血液透析濾過ではon-line血液透析濾過を行っております。
on-line血液透透析では透析液を補液としているので、臨床工学科では水質検査チームを作り透析液の清浄化を厳しくチェックしております。また、水質管理チームはその水質を保つため透析機器の保守点検計画の立案実施、水質管理用物品の発注、在庫管理等を行っております。
血液ポンプを使用して体から血液を取り出し、吸着器で悪玉コレステロール(LDL コレステロール)を取り除き、きれいになった血液を体に返します。
自身の体を攻撃して炎症を起こしてしまう活性化した白血球を除去する治療法です。血液ポンプを使用して静脈から血液を取り出し、フィルターを通過させることにより活性化した白血球を除去し、別の静脈へ血液を返します。
溜まってしまった腹水や胸水の中から有用成分と破棄するものに分け有用成分を再び体内に返します。
機器管理業務においては、医療機器管理ソフトme・naviを活用することによって院内のME機器(シリンジポンプ、輸液ポンプ、人工呼吸器等)の貸し出し、返却、保守点検等を一括管理しております。機器の保守管理計画や、古いME機器に対しての更新や新たな機器の購入計画を立てております。また、毎年院内でスタッフ向けに呼吸器や輸液ポンプ、除細動器等のME機器勉強会を実施しております。
臨床工学科では日頃の業務だけではなく、釣りやフットサル等のサークル活動やボーリング大会、ゴルフ大会等に積極的に参加しております。これらの活動に積極的に参加する事によって日頃の勤務の疲れをリフレッシュしています。また、毎年日本透析医学会や日本臨床工学技士会、全日本病院学会等に出席、演題発表をしております。
日本透析医学会 | SSI社製電子カルテと日機装社製Future Net Web+の連携と使用経験 |
日本臨床工学技士会 | 医療機器管理ソフトの導入から運用まで |
全日本病院学会 | on-lineHDF対応透析用監視装置DCS-100NXと透析モニターHD02の使用経験について |
日本透析医学会 | メディキット社製ハッピーキャスSVの使用経験 |
日本透析医学会 | ノバ・バイオメディカル株式会社製PhoxplusC(フォックスプラスシー)の透析モードの使用経験 |
★透析ご利用の患者さまへ
透析室の見学等のお問い合わせは地域連携係で承っておりますので、お気軽にご相談ください。
★医療関係者の皆さまへ
AMGの臨床工学部門ホームページ https://amg.or.jp/medical_engineer/