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骨粗しょう症と骨折を防ごう!
(骨粗しょう症の3つの特徴)

骨粗しょう症の3つの特徴

骨折しやすい部位がある

骨粗しょう症で多い骨折は、

  1. あしの付け根の骨折(大腿骨近位部骨折 だいたいこつきんいぶこっせつ)
  2. 背骨の骨折(脊椎圧迫骨折 せきついあっぱくこっせつ)
  3. 肩の骨折(上腕骨近位部骨折 じょうわんこつきんいぶこっせつ)
  4. 手くびの骨折(橈骨遠位端骨折 とうこつえんいたんこっせつ)

などです。

【あしの付け根】

【背骨】

【肩】

【手首】

骨折後は、再び骨折を起こすことが多い

骨折を起こすということはそれだけ骨が弱くなっていて、次の骨折を起こしやすい状態と言えます。また、骨折を起こすとしばらく十分に動けないため、骨がさらに弱くなって、筋肉が衰えて転倒しやすくなります。
そのため、あしの付け根の骨折のあとに反対側の骨折を起こす確率は6倍に増え、背骨の骨折があると次の背骨の骨折を起こす確率が約3倍に増えることがわかっています。

習慣的な運動と適切な栄養摂取、そして骨の薬を続けることで、骨折しにくくなる

骨粗しょう症の薬は、骨折する確率を半分に減らすことがわかっています。また、骨や筋肉に良い栄養素を十分にとることも大切ですし、運動を続けることによって骨や筋肉が強くなり、転びにくくなる効果も得られます。骨粗しょう症のことを良く知って、骨折を予防しましょう。

骨を強くするキーワードは、薬・運動・栄養 です。