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伊奈病院について

伊奈病院 病院指標

2025年度(令和7年度)伊奈病院 病院情報の公表

DPC対象病院が、厚労省で決められた同じ条件で算出している「指標」です。

医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)

年齢階級別退院患者数

年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 - 81 66 61 129 294 327 623 698 242

令和7年度に一般(急性期)病棟を退院した患者さまが対象となっています。入院時年齢を10歳刻みで表示しており、上限を90歳以上としています。
様々な年齢層の患者様が入院されていますが、高齢になるほど入院になることが多いため、70歳代623名(24.6%)・80歳代698名(27.6%)が多く、合わせて1,321名(52.3%)となっています。令和6年度は2,248名の患者さまが退院されており、前年と比べると277名と増加しました。整形外科医師が増え、それに伴い当院での手術も多くなり10歳代、20歳代の患者さんも増えてきています。

今後も幅広い年齢層、多くの疾患に対応できる医療を提供できるように努めてまいります。

  • 10症例未満は(-)で表示しています。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む) 人工関節置換術等 178 25.13 21.21 1.12% 75.01 PDF_02.pdf
160800xx02xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工関節置換術等 124 30.48 24.75 20.16% 82.28 PDF_01.pdf
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む) 人工関節置換術等 99 21.33 18.55 0.00% 71.56
160620xx01xxxx 肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む) 骨移植術等 68 16.54 12.51 0.00% 38.63
070343xx97x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む) 腰部骨盤、不安定椎 その他手術あり 処置2なし 53 13.47 15.27 0.00% 73.62 PDF_06.pdf

当院の整形外科の入院症例が多い疾患は、膝関節症、股関節・大腿骨の骨折・股関節症・肘や膝の外傷・腰部脊柱管狭窄症となっております。
大腿骨の骨折や胸椎・腰椎圧迫骨折は70歳代以上のご高齢の方に多く、骨粗鬆症などの基礎疾患に対する食事療法や運動療法を含めた治療も行います。
基本的に当院で治療が完結している場合がほとんどですが、継続的なリハビリテーションの必要がある方は、回復期リハビリテーション病院に転院されることもあります。

  • 小数点第3位を四捨五入しています。

内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術等 109 2.17 2.56 0.00% 64.54 PDF_08.pdf
0400802499x0xx 肺炎等 75歳以上 手術なし 処置2なし 52 23.10 16.10 7.69% 86.69 PDF_11.pdf
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 51 22.69 13.42 9.80% 83.22
100380xxxxxxxx 体液量減少症 40 21.38 9.56 7.50% 81.65
0400800x99x0xx 肺炎等 15歳以上かつ市中肺炎以外 手術なし 処置2なし 38 44.53 18.48 10.53% 86.03 PDF_12.pdf

当院の内科では内視鏡を用いた大腸ポリープ粘膜切除術を受ける患者さまが多く、標準治療計画(クリニカルパス)を基に、通常1泊2日の入院治療を行っております。詳細は患者用パスをご確認ください。
恒例の患者さまに多い内科系疾患として、肺炎と尿路感染症があり、退院後に自立した生活が困難になる場合が多い傾向にあります。
そのため、近隣の医療機関への転院や施設への入所における調整が必要であり、平均在院日数の延長や転院率が高くなっております。

  • 小数点第3位を四捨五入しています。

外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア 15歳以上 鼠径ヘルニア手術等 54 6.46 4.56 0.00% 71.30 PDF_04.pdf
060335xx0200xx 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 処置1なし 処置2なし 25 7.84 7.05 0.00% 58.28 PDF_05.pdf
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない) 22 8.64 5.44 0.00% 66.18 PDF_10.pdf
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 20 7.10 6.00 0.00% 59.90 PDF_05.pdf
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 処置1なし 処置2なし 副傷病なし 18 9.50 9.07 0.00% 72.33

当院の外科による手術症例では、転院率が低いことが特徴です。標準治療計画(クリニカルパス)を多く活用し、適切な医療を提供できるよう、心がけています。
また体に負担の少ない腹腔鏡手術は、早期離床、早期経口摂取、入院期間の短縮を目指すことができます。
さらに傷口が小さく苦痛も少ないため、当院では積極的に採用しています。

  • 小数点第3位を四捨五入しています。

脳神経外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060xx99x40x 脳梗塞 手術なし エダラボン 副傷病なし 36 21.42 16.51 13.89% 78.17
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 14 5.64 4.67 7.14% 69.79
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他手術あり 処置2なし 副傷病なし - - 9.62 - -
010050xx02x00x 非外傷性硬膜下血腫 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等 処置2なし 副傷病なし - - 12.34 - -
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 処置2なし 副傷病なし - - 7.84 - -

脳梗塞は、脳の血管が詰まり血流が途絶えることで脳細胞がダメージを受けてしまう病気です。脳梗塞の症例では、エダラボンという脳の保護剤を投与し、発症からより早期にリハビリテーションを行います。
神経症状が重く中長期に渡りリハビリテーションが必要な患者さまは、リハビリテーションの治療を専門とする回復期リハビリテーション病院へ転院することもあるため、転院率が高くなっています。

  • 10症例未満は(-)で表示しています。
  • 小数点第3位を四捨五入しています。

眼科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 11 2.00 2.47 0.00% 68.18 PDF_13.pdf
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患 手術あり 両眼 - - 4.24 - -

当院の眼科では白内障手術の患者さまがいらっしゃいます。
進行した白内障に対しては、濁った水晶体を手術で取り除き、眼内レンズを埋め込む方法が一般的に行われます。手術は局所麻酔で行われ、痛みはほとんどありません。標準治療計画(クリニカルパス)を元に、1泊2日のスケジュールで入院治療を行います。入院の流れの詳細は、患者用パスをご確認ください。

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  • 小数点第3位を四捨五入しています。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 - - - - - - 1 8
大腸癌 - - - - - - 1 8
乳癌 12 20 - - - - 1 8
肺癌 - - - - - - 1 8
肝癌 - - - - - - 1 8
  • 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

初発:自施設において、当該腫瘍の診断、診断と初回治療、あるいは初回治療を実施した場合

再発:自施設・他施設を問わずに初回治療が完了した後、自施設にて患者さまを診療した場合、また治療がん寛解後に局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合

5大癌とは、胃がん、大腸がん、乳がん、肺がん、肝がんを指します。病期とは、癌の進行程度、拡がりを示すもので、T: 原発巣の拡がり、N: 所属リンパ節転移の有無と拡がり、M: 遠隔転移の有無で分類されます。これをもとに各stageに分かれます。stage1(初期)からstage4(末期)の4段階で表しています。

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成人市中肺炎の重症度別患者数等

患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 11 8.73 36.36
中等症 46 19.93 81.24
重症 12 30.92 87.00
超重症 - - -
不明 - - -

市中肺炎とは、日常生活でおこる肺炎であり、入院中や介護施設入所中に感染したものや誤嚥性肺炎は除きます。令和7年度においては、中等症の患者さまが最も多い結果となりました。肺炎の治療は主に呼吸管理や点滴などを行いますが、患者さまの年齢により重症化しやすい傾向や入院期間が延長しやすい傾向があります。そのため、状態によっては理学療法士の運動療法や言語聴覚士の嚥下訓練(飲み込みの訓練)を行うことがあります。重症度の分類はA-DROPスコアを用いており、以下で判定されます。

1.男性≧70歳、女性≧75歳 
2.BUN≧21または脱水 
3.酸素飽和度≦90%
4.意識障害あり(肺炎に由来する) 
5.収縮期血圧≦90mmHg
軽症:0点 中等症:1~2点 重症:3点 超重症:4~5点 ショックがある場合は点数に関わらず該当 不明:重症度分類の各因子が1つでも不明な場合

  • 10症例未満は(-)で表示しています。
  • 小数点第3位を四捨五入しています。

脳梗塞の患者数等

発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 39 44.41 79.44 8.33%
その他 - - - -

脳梗塞の治療は、血液を固まらせないお薬を点滴に混ぜて、入院日より7日間ほど投薬します。点滴終了後は継続して血液をサラサラにする薬を内服します。リハビリテーションが必要な場合は、入院後早期に開始します。日常生活動作向上と社会復帰を図るためには、十分なリスク管理のもとに、できるだけ早くリハビリテーションを開始することが推奨されています。

中長期に渡りリハビリテーションが必要な患者さまは、リハビリテーションの治療を専門とする回復期リハビリテーション病院へ転院することもあります。

  • 小数点第3位を四捨五入しています。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

整形外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術(膝) 等 283 1.73 21.48 1.06% 73.96 PDF_02.pdf
K0461 骨折観血的手術(大腿) 等 86 2.67 24.59 18.60% 77.08 PDF_07.pdf
K0811 人工骨頭挿入術(股) 等 72 3.63 24.13 15.28% 82.32
K1425 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓切除) 70 2.03 10.69 1.43% 73.44 PDF_06.pdf
K0462 骨折観血的手術(前腕) 等 60 2.30 12.90 1.67% 64.13

最も多いのは変形性膝(股)関節症に対する実施する膝(股)関節置換術でした。
この区分(K0821)には膝関節と股関節が含まれますが、それぞれの件数は膝関節190名、股関節93名という内訳でした。
人工骨頭挿入術は骨折に対する手術のため、緊急入院となるケースが多く、ほかの術式と比較すると平均術前日数が長くなっています。

骨折は骨粗鬆症が原因であることも多いため、食事療法や運動療法で骨折しにくい骨を作る治療も行っております。
継続的なリハビリテーションが必要な患者さまは、回復期リハビリテーション病院への転院も検討します。

  • 小数点第3位を四捨五入しています。

外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 49 1.06 4.27 0.00% 70.49 PDF_04.pdf
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 47 1.91 5.98 0.00% 59.55 PDF_05.pdf
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 22 1.14 6.50 0.00% 66.18 PDF_10.pdf
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 16 0.56 4.69 0.00% 42.50 PDF_03.pdf
K672 胆嚢摘出術 14 2.86 12.36 0.00% 76.14 PDF_09.pdf

最も多いのは、鼠径ヘルニアに対する腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術です。

腹腔鏡下胆嚢摘出術・乳腺悪性腫瘍手術・腹腔鏡下虫垂切除術は平均年齢が比較的若く、働き世代の方が多いこともあり、腹腔鏡下手術を積極的に採用しております。
腹腔鏡下手術は開腹手術よりも体への負担が少ないため、手術後の痛みが少なく、日常生活への復帰が早いというメリットがあります。

当院では、手術目的の予約入院の際は、手術予定日の前日に入院していただくケースが多くみられます。一方虫垂炎では緊急手術で手術を行うこともあるため、術前日数に差がみられます。

  • 小数点第3位を四捨五入しています。

内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 107 0.13 1.02 0.00% 64.60 PDF_08.pdf
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍胃粘膜) - - - - -
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm以上) - - - - -
K722 小腸結腸内視鏡的止血術 - - - - -

最も多い手術は大腸カメラを用いて行う大腸ポリープの粘膜切除術です。より安全面を重視した治療を行うため、入院期間は通常1泊2日となっています。

癌が疑われるポリープや大きいポリープを切除する際は、数日間の入院が必要となります。
なお、厚労省で定められた集計方法のため、胃瘻造設術を内科に掲載しておりますが、執刀は外科医となります。

  • 10症例未満は(-)で表示しています。
  • 小数点第3位を四捨五入しています。

脳神経外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 10 0.90 20.30 20.00% 77.20
K1742 水頭症手術(シャント手術) - - - - -
K1743ロ 水頭症手術(シャント再建術)(腹側のもの) - - - - -
K0462 骨折観血的手術(下腿) - - - - -

慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術は頭蓋・頭蓋内損傷(外傷性硬膜下血腫など)の症例での手術が多く見受けられます。入院後、硬膜下血腫を手術にて洗浄し、リハビリをして退院となります。緊急手術で手術を行うこともあるため、術前日数が短くなっています。
なお、厚労省で定められた集計方法のため、胃瘻造設術を脳神経外科に掲載しておりますが、執刀は外科医となります。

  • 小数点第3位を四捨五入しています。

眼科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) 13 0.00 1.00 0.00% 70.46 PDF_13.pdf

眼科では白内障に対して、水晶体再建術(眼内レンズを挿入)を行っています。標準治療計画(クリニカルパス)は、入院日に手術を実施し、翌日に診察後退院するスケジュールになっています。詳しくは患者用パスをご確認ください。

  • 10症例未満は(-)で表示しています。
  • 小数点第3位を四捨五入しています。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 - -
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 - -
異なる - -

入院契機(入院のきっかけとなった)病名と、主に治療の対象となった病名が同一かどうかで示した指標です。

播種性血管内凝固症候群:重症基礎疾患のため、血管内に血栓(血の塊)が散らばってしまう病態
敗血症:感染症により生命を脅かす臓器障害が引き起こされる状態
真菌感染症:真菌(カビ)に起因する感染症
手術・処置等の合併症:手術創の感染や人工関節の脱臼・ゆるみなど

起こりうる合併症については事前にご説明させていただき、各部門で連携を図り、発生の予防に努めています

  • 10症例未満は(-)で表示しています。
  • 小数点第3位を四捨五入しています。

リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率

肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数(分母)
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
866 861 99.42%

肺血栓塞栓症とは、肺の動脈に血液の塊である血栓が詰まる病気で、エコノミークラス症候群として知られています。
予防方法には、血液をサラサラにする薬の服用や、血行を促進させる装置の使用などがあります。当院では下肢を強く圧迫することで肺血栓塞栓症を防ぐ、弾性ストッキングの使用を積極的に採用しております。
リスクレベルに応じた予防対策が求められており、当院では99%と高い数値を維持しています。

  • 小数点第3位を四捨五入しています。

血液培養2セット実施率

血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養2セット実施率
363 320 88.15%

血液培養とは、血液中に細菌が存在するかどうかを確認し、発熱などの原因を探す検査のことです。
血液培養を2セット実施することでより精度の高い結果を得ることが可能です。
そのため、過剰な医療の提供や誤った診断を防ぐことができます。
国際的にも2セットの実施が推奨されているため、高い数字を目指す指標であり、当院は昨年度より実施率が3.5%上がっています。

  • 小数点第3位を四捨五入しています。

広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率

広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
139 125 89.93%

広域スペクトル抗菌薬とは、広い範囲の細菌に効果がある抗菌薬のことです。
多くの細菌に効果が期待できる反面、薬剤耐性菌といわれる、薬が効きにくい細菌の発生に大きく関わっています。
痰や尿などの中に、どんな細菌がいるのかを調べるための細菌培養検査を行い、適切な抗菌薬を選択することが重要です

  • 小数点第3位を四捨五入しています。

転倒・転落発生率

退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生した転倒・転落件数
(分子)
転倒・転落発生率
65,824 193 2.93‰

入院中の患者の転倒やベッドからの転落の原因は、環境変化によるものや疾患そのもの、治療・手術などによる身体的なものなどさまざまです。
当院では転倒転落対策部会を設立し、患者さまへの個別介入や、医療従事者への研修を行っております。

  • 小数点第3位を四捨五入しています。

転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率

退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生したインシデント
影響度分類レベル3b以上の
転倒・転落の発生件数(分子)
転倒転落によるインシデント影響度
分類レベル3b以上の発生率
- - -

分子の値が10件未満と小さく、医療の質として良好な結果ですが、値が小さすぎるため「-(ハイフン)」で表示しています。

インシデント影響度分類レベル 3b以上とは、損傷レベルの高いもの(手術や大きな処置を必要とする)を指します。影響度の高い転倒・転落の事例が発生した場合は、検証を行い再発防止に努めております。

  • 10症例未満は(-)で表示しています。

手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率

全身麻酔手術で、
予防的抗菌薬投与が実施された
手術件数(分母)
分母のうち、手術開始前
1時間以内に予防的抗菌薬が
投与開始された手術件数(分子)
手術開始前1時間以内の
予防的抗菌薬投与率
1,367 1,365 99.85%

手術部位の術後感染をできるだけ防ぐために、抗菌薬をあらかじめ投与することを予防的抗菌薬投与といいます。
開腹を伴う手術等は、手術開始直前に抗菌薬を投与することにより、手術後の感染を抑えることが期待されています。

  • 小数点第3位を四捨五入しています。

d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率

退院患者の在院日数の総和もしくは
除外条件に該当する患者を除いた
入院患者延べ数(分母)
褥瘡(d2(真皮までの損傷)以上
の褥瘡)の発生患者数(分子)
d2(真皮までの損傷)以上の
褥瘡発生率
62,962 37 0.06%

褥瘡とは、寝たきりなどによって、体重で圧迫されている場所の血流が悪くなったり滞ることで、皮膚の一部が赤い色味をおびたり、ただれたり、傷ができてしまうことです。褥瘡は、看護ケアの質評価の重要な指標の1つとなっています。褥瘡は患者さんの QOL の低下をきたすとともに、感染を引き起こすなど治癒が長期に及ぶことによって結果的に入院日数の長期化にもつながります。

  • 小数点第3位を四捨五入しています。

65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合

65歳以上の退院患者数
(分母)
分母のうち、入院後48時間以内に
栄養アセスメントが実施された
患者数(分子)
65歳以上の患者の入院早期の
栄養アセスメント実施割合
1,733 1,634 94.29%

入院後早期に低栄養リスクを評価し適切な介入をすることで、入院日数の短縮、予後改善につながります。
特にタンパク質が不足した状態では、易感染性や創傷治癒遅延などの不都合が生じることがあるため、低栄養と評価された場合には、必要に応じて栄養サポートチームによる介入を行っております。

  • 小数点第3位を四捨五入しています。

身体的拘束の実施率

退院患者の在院日数の総和
(分母)
分母のうち、身体的拘束日数の総和
(分子)
身体的拘束の実施率
48,744 1,647 3.38%

身体的拘束とは一時的に患者さんの行動の自由を制限する事です。
身体的拘束の三原則である「切迫性」「非代替性」「一時性」を遵守しており、治療上やむを得ない場合にのみ医師の判断のもと実施しています。

  • 小数点第3位を四捨五入しています。

更新履歴

2026/09/17
令和7年度版 公開