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診療科・部門

院内にて測定可能な主な項目と関連疾患

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血糖 血糖検査は、糖尿病の有無を判断します。健康な人でも食事、ストレス、妊娠のほか、腎性糖尿という先天的に糖が出やすい体質の方もいます。
HbA1c 普段の血糖値のレベルを表す検査です。採血日の食事の影響もないため、最近では血糖値と合わせてHbA1c値が糖尿病の指標とされています。
BUN(尿素窒素)・CRE(クレアチニン) 腎臓の働きをみるための検査です。高値になると腎機能の低下が疑われます。
T-CHO(総コレステロール)・中性脂肪・HDL-C・LDL-C T-CHO(総コレステロール)は、動脈硬化の診断に有用です。
血液中のコレステロール値や中性脂肪値が高くなると、動脈硬化を促進し、心臓病にかかりやすくなります。
コレステロールには善玉と悪玉があります。HDL-Cは善玉コレステロールとよばれ、動脈硬化の進行を抑える働きがあります。LDL-Cは悪玉コレステロールとよばれ、動脈硬化を進めてしまいます。
TP(総蛋白)・ALB(アルブミン)・AST・ALT・γ-GTP ・LDH・ALP・T-BIL(総ビリルビン)・CHE(コリンエステラーゼ) TP(総蛋白)は体内の蛋白質の総量で、全身状態の把握などに有用です。ALB(アルブミン)は肝臓で作られる蛋白質で、栄養状態の指標となります。その他の項目も、各疾患により検査値が増減するので、診断に用いられます。
AMY(アミラーゼ) デンプンを分解する酵素で、膵疾患や唾液腺疾患の診断に用いられます。
UA(尿酸) 肥満・多量の飲酒、蛋白質の摂り過ぎや激しい運動により、高値となると結晶化し、「痛風」になりやすくなります。
CRP 急性の炎症や感染、悪性疾患など組織の破壊により血液中に増える蛋白質です。