理学療法（PT）とは
理学療法部門では、患者さまの機能障害、活動制限などのハンディキャップに対し、機能訓練、物理療法、在宅、補装具等の環境整備、家族指導などの手段で、その障害を軽減させ、患者さま一人一人にあった生活の質向上を援助します。
マッケンジー法
マッケンジー法とは、腰や首の痛みや手足の痺れを和らげる為の運動療法です。この手法は自己治療（self-treatment）と再発防止（prevention of recurrence）を重要視した自己管理を基本としており、自己治療に必要な運動（体操）や、痛みが出現しにくい姿勢・生活環境などを提案し、自己管理への援助を行います。
特徴
- 症状を「自己管理」できるように治療法、マネージメント方法が組み立てられます。
- ひとりひとりに合った「自分で行う体操」や「日常生活での姿勢」を中心に治療法、マネージメント方法が組み立てられます。
- 忙しくて、たくさん通院できない人に最適です。
- 再発の予防に有効です。
- 完全予約制、完全マンツーマン治療です。
- 電話でのフォローアップも可能です。
- マッケンジー法以外の治療法が必要な方には、速やかにその旨をアドバイスいたします。
スポーツリハビリテーション
当院には、日本スポーツ協会公認スポーツドクターが専任で在籍しています。理学療法士にも日本体育協会公認アスレティックトレーナー（JSPO-AT）がおり、フォローアップ体制が充実しています。各種スポーツの競技特性に応じた競技パフォーマンス指導・メディカルからアスレティックリハビリテーションまでの一貫した流れにてサポートをしています。様々な種目で怪我をされた選手も多く来院されます。マッケンジー法（腰痛体操）、各種スポーツ動作のチェック、コンディショニングアドバイスなどを行なっています。
また、必要に応じてテーピング指導や足底板作製の対応もしています。肩関節・膝関節疾患（半月板・前十字靭帯）など関節鏡による術後のリハビリテーションも多症例行なっています。
側弯症へのリハビリテーション
側弯症とは成長期の子どもを中心に、脊椎がひねり（回旋）を伴いながら横に曲がる（側屈）変形のことを言います。大きく原因不明の特発性側弯症と普段の姿勢やスポーツ動作の繰り返しにより生じる機能性側弯症に分けられます。当院ではドイツのシュロス法をもとに、日本人向けに考案された側弯トレーニング®やSchroth Best Practice®を修得した理学療法士がマンツーマンで対応いたします。
理学療法士によるスポーツ支援活動
当リハビリテーション科では、サッカー・野球・ボート競技などその他、スポーツ現場でのコンディショニング・サポート活動を積極的に行なっています。
パラスポーツサポート
ボート競技サポート
ボート競技サポート