装置の特徴
- メーカー
- 富士フィルムメディカル株式会社
- 装置名
- BENEO-eX/フラットパネル
- 導入日
- 2023年8月

検査/装置説明
レントゲン検査とはX線を人体に照射し、透過してきたX線量の違いを画像として表示する検査です。肺などの空気を多く含むX線が透過しやすい部位は黒く、骨などのX線が透過しにくい部位は白く画像に表示されます。
レントゲン検査は、胸部や腹部の状態、骨折の有無など様々な病気やケガを対象に行う検査です。
検査の流れ・検査にかかる時間
準備
撮影する部位に金属類、プラスチック類があると、画像に影響が出てしまう為、必要に応じて、外して頂くことがあります。(例:カイロ、入れ歯、ヘアピン 等) また、衣類の金属やボタン、下着のホックが撮影部位と重なってしまう場合や、 厚着をしている方には着替えて頂く場合があります。
詳しくは、こちらをご覧ください。

検査
診断目的によって、立った状態での撮影や、撮影台に寝て頂いた状態での撮影があります。部位によっては、何度か体の向きを変えて撮影をします。
正しい位置で撮影をする為に、スタッフが身体に触れることがありますが、身体に触れる際は、お声がけ致しますので、ご理解とご協力をお願いします。姿勢が辛かったり、痛みなどが生じるようでしたら遠慮せずにお伝えください。撮影中は患者さんの様子を伺いながら、なるべくご負担にならないように行います。
検査時間
検査時間は、撮影箇所や撮影枚数により異なりますが、着替え時間を含めて、10分程度となります。
(例) 胸部撮影1枚(約1分) 腹部撮影2枚(約3分)
腰椎撮影4枚(約5分) 膝関節撮影3枚(約5分)




検査における注意点
- 動き(息止め)
- レントゲン検査は体の動きに弱いため、検査中は体を動かさないよう注意が必要です。
息止めが必要になる場合もあります。 - X線被ばく
- レントゲン検査はX線を使用しているため、『妊娠中や妊娠の可能性がある場合』 には検査をお受けできない場合があります。
レントゲン検査は被ばくを伴う検査です。そのため、医師が患者さんに検査におけるリスク説明等をした上で、検査への同意が必要となります。妊娠中や妊娠の可能性がある場合、また検査に不安や、疑問がある場合、医師に必ずお申し出ください。
一般撮影Q&A
Q: レントゲン検査ではどのくらい被ばくするの?
A: 胸のX線写真一枚では、約0.05mSvになります。1年間の自然放射線(2.1mSv)と比較するととても少ない被ばくになりますので、健康に影響を及ぼすことはほぼありません。
Q: レントゲン検査でがんになるの?
A: 医療で使用するX線はごくわずかですので、がんが発生するほどの被ばくをすることはありません。
Q: 1度の検査で何回も撮影するの?
A: より多くの情報を得るために、1つの部位に対して多方向から撮影することがあります。
Q: 痛みがある方と反対側も撮影するの?
A: 左右の比較をするために痛みがない方も撮影することがあります。